皆様、いかがお過ごしでしょうか。
マカオに滞在中のO2でございます。
最近、広東麻雀にハマっています。
マカオ人の友人達とやるのですが、面白いです。
広東麻雀と言っても、ゲームの種類やルールが複数あって、その都度、ルール確認しないと
いけないのが面倒ですが…(※日本でいう喰いタンあり、後付けありなの?みたいな…)
大まかに以下の種類があります。
①槓牌(ガンパイ)
日本のドンジャラみたいな麻雀で4面子+雀頭ができてれば何でも上がれる。
槓(カン)するとご祝儀。
上がった後に奨馬(ジョンマー)という裏ドラみたいのがあって、自分の場風に関連する牌ならご祝儀。
マカオでは最もポピュラーで、カジノの麻雀ルームでも遊べます。
ルールが簡単なので、若い女性もやります。
②雞平和(ガイペンウー)
日本のドンジャラみたいな麻雀で4面子+雀頭ができてれば何でも上がれる。
上記の槓牌のようなご祝儀ルールはないので、一定の点数のみがやりとりされる。
③跑馬仔(パウマーザイ)
日本の麻雀とよく似た1飜縛りの麻雀。
日本の上がり役の一部が採用されている。
ドラ無し。
※香港麻雀はこれの派生形で、花牌(ファーパイ)を加えて遊びます。花牌の扱いは三人麻雀の「北」と同じです。
私達は三飜起糊(サンファンヘイウー)というゲームをしていて、以下のようなルールで遊んでいます。
136牌(萬子1-9×4、筒子1-9×4、索子1-9×4、東南西北白發中×4)。
サイコロ3つ振って開始。
王牌無し。 ※牌が無くなるまで、ツモる。
上がり形は4面子+雀頭。なので、混一色や清一色でも七対子の形は上がれない。
碰(ポン)、吃(チー)、槓(カン)可。喰い下がり無し。
ドラ、ノーテン罰符、フリテン無し。
3飜縛り。飜がそのまま点数になる。
自摸の場合は3人が、栄和(ロン)の場合は放銃者が点数を支払う。
※日本と違うのは、対々和(3飜)+自摸(1飜)の場合、3人が4点ずつ支払う。栄和(ロン)の場合は放銃者が3点支払う。なので自摸和了が圧倒的に有利。
※ちなみに広東麻雀では栄和(ロン)のことを食胡(セックウー)と言い、たまに好味(ホウメイ)って言う人もいます。要はご馳走様ってことですww
相手が4面子鳴いて和了したら、4面子目を鳴かせた人が包(パオ)といって全額責任払い。
※和了役が何であっても。 ※大三元の場合は役が確定する最後の三元牌を鳴かせた人。
採用されている役は以下の通りです。
1飜:自摸/平和/風牌/三元牌/槍槓/嶺上開花/槓上槓自摸/海底/河底
※槓上槓自摸とは、嶺上牌で更に槓を重ねて嶺上ツモ上がりすると成立。嶺上開花と併せて、実質2飜。
3飜:対々和/混一色
6飜:清一色
8飜:小三元(実質10飜)
10飜:小四喜
13飜(爆和):天和/地和/人和/大三元/大四喜/字一色/清老頭/十三幺(国士無双)/十八羅漢(四槓子)
爆和(バクウー)とは、日本でいう役満の意で、点数の上限。W役満、トリプル役満無し。
爆和あがるとこんな感じ。W役満じゃないけど。
これもOK。
これは役満扱い。残念。
日本麻雀にある、立直(リーチ)、一発、断么九、一盃口、W立直、七対子、三暗刻、三色同刻、三色同順、一気通貫、混全帯么九(チャンタ)、三槓子、純全帯么九(純チャン)、二盃口、流し満貫、混老頭、緑一色、九蓮宝燈はありません。
なので、こういうのはダメです。
これもダメ。清一色扱い。
戦略的には、平和+自摸は2飜で上がれないので、基本的に対々和や混一色を作ることになります。
また、支払う側からすると、ロン上がりでも、ツモ上がりでも支払う点数が一緒なので、必然的に攻めの麻雀を打つことになります。
なので、浮き沈みが激しい….
皆様もマカオにお越しの際は、ぜひ一局いかがでしょうか。
面子はすぐ集めますのでww
それでは本日はこのへんで。
Good Luck!!