皆様、いかがお過ごしでしょうか。
仁川に滞在中のO2でございます。
最近、日本のアミューズメント・カジノのディーラーの方々とお話しする機会が多いのですが、よく質問を受けるのは、「私は海外のカジノで働けますか?」というものです。
働けるかどうかという意味では、その国の労働法やカジノの採用基準があるので一概には言えませんが、
通用するかどうかなら、答えはイエスです。
日本のディーラーのディーリング技術、接客技術は非常に高いレベルだと思います。
基本的にディーラーに求められるのは以下の3つです。
①不正をしない誠実な人間性
②正確で迅速なディーリング技術
③顧客とのコミュニケーション力
①について、
まぁ当たり前ですね。一枚何十万円、何百万円という高額チップを扱うテーブルもあるので、不正しちゃう様な人はダメです。また、カジノ側は顧客の不正はもちろんですが、内部、特にディーラーの不正も同様に警戒していますからね。
②について、
正確であることは勿論ですが、スピードも求められます。ベテランになると高額で複雑な配当計算が反射的にできるレベルになりますし、雇用しているカジノ側からすれば、早くゲームが進めば進むほど、ゲーム数が増え、期待収益に近づくからです。
③について、
接客センスは個人の素質によるところが大きいですが、基本的な礼儀・接客技術は必要です。挨拶とか笑顔とか。
日本のディーラーの方々は、上記3つを備えていると思いますし、高額チップを扱うマネープレッシャーや顧客から罵声を浴びせられるなどの経験は、慣れればすぐに克服できると思います。
また、主要ゲームで言えば、バカラ→ブラックジャック→ルーレットの順にディーリングが難しくなります。
バカラは条件通りディーリングするだけ。
ブラックジャックは、各カジノでハウスルールが若干違う場合があるので、ちょっと難易度アップ。
ルーレットは、上記2ゲームと違い、要は顧客のベッティング中にディーリングを開始しなければいけない上、配当倍率も複数あるので、非常に難易度が高いです。
今後、日本人のカジノ・ディーラーが世界中で活躍する日が来たら良いですね。
それでは本日はこのへんで。
Good Luck!!