マカオの恋愛事情

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

マカオに滞在中のO2でございます。

2月になり、中国圏では旧正月に向けて慌しくなってきた今日この頃です。

ちなみに今年は2/7が大晦日、2/8が元日、2/8-10が正月三ヶ日となっています。

中国圏では、この時期が年末年始です。

年末年始と言えば、そう出会いと別れの季節。

 

そこで本日は、マカオの恋愛事情についてご紹介したいと思います。

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狭い地域なので、基本的に出会いは、職場、バー、ナイトクラブ、友人からの紹介等に限定されます。

そこで、仲良くなるとWeChat(中国圏で使われているLINEに似たアプリ)で連絡先を交換して、友人関係がスタートします。

私なんかは下心丸出しなので、「你好超靚女(超かわいい)」、「我愛你(大好き)」連発です。

ですが、マカオ人はちょっと違います。

基本的にアプローチするのは男性で、毎日メッセージを送るのが絶対です。

毎日送らなかったり、返信が遅かったりするとブチ切れられます。

「I don’t want to talk with you」と怒りのメッセージが来ますww

幸いWeChatには「既読」表示が無いのが、せめてもの救いですww

仕事で忙しかったが通用しますので。

で、毎日やりとりするのですが、直接「好き」とか「愛してる」とは言いません。

では、どうやって好意を伝えるかと言うと、行動で示します。

ちなみに付き合う前のチャットの内容です。

例①

男:「今何してんの?」

女:「仕事が終わったんだけど、外が大雨で家に帰れないの」

男:「じゃあ、僕が迎えに行ってあげるよ」

例②

男:「今何してんの?」

女:「まだ仕事中」

男:「夕飯食べた?」

女:「まだ食べてないけど、仕事が終わらないから、食べれそうにないわ」

男:「じゃあ、僕が夕飯を届けてあげるよ」

※マカオでは打包(ダーバオ)という持ち帰りの文化が定着しているので、レストラン等のメニューを弁当としてテイクアウトできるのです。

例③

男:「今何してんの?」

女:「風邪を引いて、家で寝てるわ」

男:「じゃあ、僕が薬を届けてあげるよ」

 

日本だったら、付き合う前の男女がこういう事することはあまりないと思います。

というか、男性がこれをして、女性が受け入れてくれたら、基本OKって認識だと思います。

まぁ、男性側が誘導してるのか、女性側が誘導してるのか分からないですが、基本的にこういう内容になって、男性が女性に何かしてあげます。

で、こういう事が3,4回あった後に、女性が男性に「もしかして、私の事好きなの?」と尋ねます。

男性の答えはもちろん「Yes」です。てか、それしかないです。好きでもない女性に夕飯届けないですから!

それに対し、女性側が、パートナーとして相応しいと思えばOK、相応しくないと思えばNoとなります。

で、付き合い始めたら、基本的にラブラブです。完全に2人の世界です。Love Foreverです。

女性側からすれば、付き合う前に、こういう彼氏候補が2,3人いて、誰が相応しいか競争させているのです。

スゲー文化!!

ちなみに私の場合、上記の例の最後の返信を「加油(頑張って)」、「Take care(お大事に)」にしたため、何度もブチ切れられた事があります。

だって、日本人だもん!!

また、「俺は付き合ってもないのに、絶対そんな事しないわ!」と言っている革新派?のマカオ人男性もおります。※海外留学経験者に多いです。

 

ちなみに先日、友人のところに夕飯を届けに来た男性がいました。

チャットしてからわずか20分で、タイパ→マカオに夕飯が届きました。過去最速じゃね?

「このチキンライスが好きなの。でも、彼は好みじゃないから、付き合う事はないわ。それに私は、「マカオ側に来るのは大変だから遠慮するわ」って返信してるし。」

いやいやいや…..酷過ぎやろ!

女性はホント残酷です涙

 

皆様も次回お越しの際は、この異文化に触れてみてはいかがでしょうか。

尚、この内容は、私の独自調査と偏見を元にしております。事実と異なる場合がありましても、責任を負いかねます。

 

それでは本日はこのへんで。

 

Good Luck!!

 

 


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